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むし歯予防の強い味方「デンタルフロス」を使いこなそう

2020年10月22日

こんにちは!
愛知県豊川市の「かわかみ歯科クリニック」です。

「Floss or Die~フロスをしますか?それとも死にますか?~」

かつてアメリカの歯科医師会による予防キャンペーンの際に発表されたキャッチコピーです。

大げさなようにも見えますが、実際にデンタルフロスを使ったケアは、むし歯や歯周病の予防に効果があります。

むし歯や歯周病など歯の病気は、細菌感染によるものですので、悪化すると全身へ影響が及ぶケースがあります。

予防を怠ると死に至るような重篤な疾患を招きかねないという注意喚起は、決して大げさではない大切なメッセージなのです。

デンタルフロスを使うべき理由

むし歯になりやすいのは、歯と歯のすき間です。ここに、虫歯菌の温床となる歯垢(プラーク)が溜まりやすいのです。

しかも、歯間には歯ブラシでの毛先が届かないので、歯垢はどんどん蓄積され、虫歯菌が増えて歯を溶かしていきます。

つまり、歯ブラシ1本でのブラッシングでは磨き残しが生じるのです。どんなに丁寧に磨いても全体の40%くらい磨き残してしまうといいます。
そこにデンタルフロスをプラスすれば、磨き残しを約20%まで減らせます。

デンタルフロスの効果で磨き残しが減った分だけ、虫歯リスクがグンと下がるというわけです。

ちなみに残りの20%は何かというと、セルフケアではどうしても磨けないところについた汚れです。これは、歯科にある専門的な機器を使ったプロケアで落とせます。

デンタルフロスの使い方と注意点

デンタルフロスを使った念入りな歯磨きは、1日1回以上は行うようにしましょう。

おすすめのタイミングは、夜寝る前です。

1日のうち、就寝中が最もむし歯が進行しやすい時間帯なので、その前にフロスを使った念入りな歯磨きを行い、むし歯菌を減らしておきましょう。

デンタルフロスには色々な種類があります。

初心者におすすめなのは、ホルダータイプ。前歯向きのF字型、奥歯向きのY字型があります。

糸の太さも色々ありますし、歯間に入れやすいようワックス加工が施されているものもあります。

歯間に入れたあと唾液を含んで糸が膨らみ、汚れをパワフルに掻き出すスポンジタイプのフロスもあります。

自分の歯間の広さに合ったフロスを選ぶようにしましょう。

フロスの選び方や使い方が解らないときは、かわかみ歯科クリニックに気軽にご相談ください。

プロケアの際、歯のクリーニングはもちろん、一人ひとりの歯に合った効果的な歯磨きの方法をアドバイスします。

セルフケアのクオリティが高まり、より効果的な予防を実践できますよ。

 
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