入れ歯のお手入れ
2022年1月11日
明けましておめでとうございます。
旧年同様、今年もコラム少しずつアップして参ります。変わらぬご愛顧よろしくお願い致します。
今年、初めてのコラムは入れ歯のお手入れについてお話したいと思います。入れ歯をお使いの方、どのようにお手入れを行っていますか?
入れ歯を綺麗な状態で長持ちさせるには日々のお手入れが欠かせません。入れ歯が汚れている状態で使用していると…口臭・残りの歯に悪影響を及ぼしてしまいます。
入れ歯も元あった歯と同様、毎食後にお掃除が必要になります。入れ歯を清潔に使って頂くためにいくつかのポイントに注意してお手入れを行いましょう。
🔘毎日入れ歯を掃除する
毎食後に入れ歯を外して入れ歯を磨き、自分の歯は歯ブラシで磨き歯も入れ歯も綺麗な状態で入れ歯をはめてください。入れ歯は入れ歯専用のブラシを使用して優しく磨きましょう。歯ブラシですとすぐに開いてしまいコシもなくなります。そうなると綺麗になりません。専用ブラシは毛が硬めで、コシがあるため汚れがしっかり落ち丈夫なので長く使用して頂けます。(3~6か月くらいたつとブラシのコシがなくなるため新しいブラシに交換してください。)
🔘洗浄剤を使う
洗浄剤は臭いや目に見えない細菌をとるものになるため毎日使用して頂く事をオススメします。
🔘研磨剤が入ってない歯磨き粉を使う
🔘お湯を使わない
入れ歯の素材はお湯を使うと変形する可能性があります。水を使用しましょう。
🔘夜寝る時は入れ歯を外す
入れ歯は唾液による自浄作用が働きにくいため入れ歯に汚れがつきやすいです。とくに就寝中は唾液が出にくいため口の中に細菌が増えます。なので、残っている歯への虫歯の危険性、歯周病の悪化、義歯性口内炎が発症する事もあります。入れ歯を外して歯肉を休めてあげることも大切です。
一度、作製した入れ歯は様々な要因で使えなくなってしまうことは避けられません。しかし毎日のお手入れやご自身のデンタルケアで、出来るだけ長く使えるようになります。ご本人が異常がなくても半年ごとの歯医者でのデンタルチェックをオススメします。