虫歯は予防できる!
2025年2月25日
みなさん、こんにちは!かわかみ歯科クリニック衛生士です!
以前のコラムでもむし歯についてお話ししましたが、むし歯は日々の生活で予防できます!
歯の表面についた歯垢(プラーク)は細菌が集まってできたものです。プラーク中のむし歯菌は砂糖などを分解して酸を作ります。その酸によって歯の表面は酸性になります。頻繁に砂糖などを摂り続けていると歯の表面は柔らかくなり、最後は穴が空いてむし歯になります。
むし歯菌は常在菌といって誰のお口の中にも存在していますが、むし歯菌がいればすぐにむし歯になるというわけではありません。むし歯菌のえさとなる砂糖や炭水化物があって、時間が経過することで初めてむし歯ができます。
むし歯のリスクを高めている要因は人によって異なるのでそれぞれの人に合わせたアプローチが必要です。
むし歯菌のえさとなる砂糖などを減らすには摂取量を減らすことが大切です。他には飲食の回数、時間、お口の中に残りにくいものを選ぶことも大切です。ダラダラと食べることが多い人は要注意です。
改善するポイントは砂糖の量、飲食回数、時間、何を食べるかです。規則正しい生活で予防できます。
他は食べた後のブラッシングも大切です。歯ブラシ、フロス、歯間ブラシを正しく使い汚れを取り除きます。その時にフッ素入りの歯磨き粉を使うと効果的です。うがいは、できるだけお口の中にフッ素を残すため、少量のお水で一回だけゆすぐようにします。
むし歯は色々な要因が重なって発症する生活習慣病です。
当院ではブラッシング指導の他にも生活習慣についてのアドバイスも行っています。予防をしっかりして、8020を目指しましょう!