あなたもしてるかも?睡眠時ブラキシズム
2021年3月1日
- みなさん、こんにちは。
かわかみ歯科クリニックの衛生士です!
近頃歯医者さんに行ったとき夜寝てるとき歯ぎしりをしてませんか?と医師や衛生士から聞かれたことはありませんか?
このように寝ているときにしている歯ぎしりや歯の食いしばりなどを睡眠時ブラキシズムといいます。
睡眠している状態は大きく分けてノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があります。
新生児では1日で総睡眠時間が16時間で50%がレム睡眠ですが、成人では1日の総睡眠時間が7~8時間で約20%がレム睡眠と次第に減少します。
中年以降になるとさらに減少し全体的に睡眠が浅くなります。
ブラキシズムの多くは浅いレム睡眠のときに発生しており、眠りが浅い状態が続くと起こりやすくなります。
そのため、睡眠の質が大きく関わっています。
不眠症などの睡眠障害やストレス、アルコールやカフェインの過剰摂取なども睡眠時ブラキシズムのリスクファクターと言われています。
では、どうやって睡眠の質を向上させていけばよいでしょうか?
そのために知っておくべき言葉が”睡眠衛生”です。
睡眠衛生とは質の良い睡眠を得るために推奨されている行動・環境を調整する方法です。
まず、正常な睡眠スケジュールの構成です。
昼寝をしすぎたり夜ふかしをせず規則正しい生活を送ることが大事です。
また、睡眠前に光を浴びすぎないことやアルコールの摂取も就寝前には避けること、ニコチンやカフェインの摂取も避けることも重要です。
コロナ渦でお家時間が増え生活リズムが崩れている方はぜひ、睡眠の質を向上させ健康的な日常を送れるようにもう一度ご自身の生活環境や生活習慣を見直してみて下さいね。
ご覧いただきありがとうございました。