小児歯科は何歳から通うもの?
2021年5月29日
皆さんこんにちは!かわかみ歯科クリニック院長の川上です!
成長期の子どもは、身体はもちろんのこと、口腔内も日々大きく変化していきます。
そんな中で、親御さまはお子さまのお口に関する悩みを絶えないことかと思います。
そこで頼りになるのが子どもの歯科治療を専門に行う歯科です。
今回はそんな小児歯科に通い始める時期についてわかりやすく解説します。
小児歯科に通い始める時期は、厳密に決まっているものではありません。
当院でも、幅広い年齢のお子さまの診療に対応しております。
極端な話、ゼロ歳から通院を始めても何ら問題はないのです。
子どもの歯である乳歯は、平均で6ヶ月で下の前歯(乳歯)が生えてきます。
そして3歳くらいで一通り生えそろいます。
歯が生えた瞬間から色々な菌によって歯は感染のリスクにさらされます。
ですので、なるべく早い段階での歯科受診をして頂き、これから先に起こるであろう予測や、正しい歯磨きの仕方、フッ素塗布による歯の強化が必要になってきます。
また、歯だけでなくお口のまわりの筋肉のバランスを確認したり、生活習慣をヒアリングできることでその先の正しい成長の仕方をお伝えすることができます。
すでに歯が生え始めてきたら受診していだたくことで、今ある問題や今後予想される歯並びの異常などもチェックすることができます。
例えば、「乳歯がなかなか生えてこない」「生えたばかりの歯がむし歯になってしまった」など、不安に感じる点があればいつでも当院の小児歯科までお越しください。
乳歯の虫歯は進行が早いですし、放置すると永久歯の発育に影響を及ぼすこともあります。
歯の生えてくる時期についても、専門家でなければ正確に診断できませんので、心配になった時点で小児歯科を受診することをおすすめします。
1歳6ヶ月児検診や3歳検診、あるいは学校歯科検診などで何らかの異常を指摘されたら、それもまた小児歯科に通い始めるベストなタイミングといえます。
精密検査や具体的な治療が必要であれば、当院で実施いたします。
このように、小児歯科は何歳から通うべきもの、という決まりはありませんが、なるべく早い時期での受診ができればお子さまの良い成長を促すことが可能となります。
低年齢で検診などを受けておけば、歯医者さんに慣れるのも早くなりますよ。
いきなり虫歯治療などから始めると、歯医者さん嫌いになりやすいため要注意です。