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子どものむし歯の特徴について

2021年5月5日

皆さんこんにちは。

かわかみ歯科クリニックです。

 

小児歯科にいらっしゃるお子さまの多くは、むし歯の症状に悩まされています。

 

やはり、子どもの時代というのは、むし歯になりやすく、日常生活に支障をきたすことも珍しくありません。

 

今回はそんな子どものむし歯の特徴についてわかりやすく解説します。

 

「子どもはむし歯になりやすい」は本当?

おそらく皆さんも、子どもは虫歯になりやすい、という話を一度は耳にしたことがあるかと思います。

 

今現在、子育て中の方は、その事実を嫌というほど実感されているかもしれませんね。

 

場合によっては、たくさんのむし歯を作ってしまうお子さまを強く叱りつけてしまうかもしれませんが、乳歯は永久歯と少し異なるという点を改めて確認しておきましょう。

 

乳歯は未成熟

乳歯は、大人の歯よりも歯質が未成熟なので、酸によって溶かされやすいです。

 

そのため、仮に大人と同じような食生活やブラッシング習慣を実践していても、子どもの方がむし歯にかかりやすいという点を考慮してあげてください。

 

それだけに、お子さまの歯は親御さまが意識的に守ってあげる必要性が高いといえます。

 

ひとり磨きの習得には時間がかかる

むし歯を予防するためには、毎日の歯磨きが欠かせませんよね。

 

私たち大人は、ブラッシングの仕方をしっかり身に付けているので、それほど難しくはありませんが、子どもはまだまだ初心者です。

 

しっかりとひとり磨きできるようになるまでには、数年の期間を要することを忘れないでください。

 

それまでの間は、親御さまが仕上げ磨きをしてあげることで、むし歯を予防することが可能となります。

 

まとめ

このように、子どもにはむし歯にかかりやすい要素がたくさんあります。

 

また、歯質が溶けやすく、進行も早いという特徴もありますので、可能な限り予防してあげましょう。

 

ひとり磨きを習得するまでは、親御さまによるサポートが絶対に必要です。

 

当院の小児歯科までお越しいただければ、そのお手伝いができるかと思います。

あなたの舌は大丈夫?

2021年4月26日

こんにちは!かわかみ歯科クリニックの衛生士です!

 

みなさん、最近口の中が乾燥したりネバネバしたり口の中がヒリヒリすることはありませんか?

 

それ、もしかしたらドライマウスかもしれません、

 

ドライマウスのままでいると一生懸命磨いているのにも関わらずなかなか歯周病が改善しなかったりムシ歯が進行してしまうこともあります。

 

 

舌を注意してみてみよう!

ドライマウスは口腔内全体に現れますが、まず舌を見ることで情報を得ることができます◎

タイプは大まかに分けて3つ、

①カラカラタイプ

→舌をはじめ頬粘膜など口腔粘膜の水分が蒸発し乾燥している

 

②ネバネバタイプ

→唾液のバランスが悪いことが多く泡状の唾液が下に残っている

 

③ヒリヒリタイプ

→舌にある乳頭という部分が萎縮して、舌が強い赤みを帯びている

 

なぜドライマウスになるのか?

原因はさまざまあり、シェーグレン症候群などの疾患や噛む頻度の低下、薬剤の副作用やストレスなどさまざまです。

また、入れ歯の新調による口腔環境の変化や市販薬の服用、仕事や介護疲れなども原因です。

また、日頃使っている歯磨き粉や洗口剤などがあっていない場合もあります。

 

私もそうかも?と思ったら

ドライマウスの対症療法では保湿剤がよく用いられます。

当院では、保湿剤の含まれた歯磨き粉、スプレーを販売しております。

また、使い方や使うタイミング等の指導もさせていただいておりますので、お気軽にご相談下さい!

 

適切な口腔ケアとケア用品を用いて快適な口腔環境を一緒に作っていきましょう!

お口の老化改善!

2021年4月12日

こんにちは!!

かわかみ歯科クリニックの衛生士です。

皆さんはオーラルフレイルって言葉聞いたことありますか?

オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするためのお口の機能が衰えることをいいます。

オーラルフレイルの始まりは気づきにくく、滑舌が悪くなった、食べこぼしが増えてきた、食事中や飲み物を飲んだ際にむせる、噛めない食べ物が増える、口の乾燥等ほんの些細な症状から始まります。

些細な症状なので気づきにくく悪循環していきます。

そのため、噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで人や社会との関わりの減少を招いたりし、いずれ身体全体のフレイルに繋がります。

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【口の周りの筋肉の体操】

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あいうべ体操

「あー」と口を大きく開く

「いー」と口を大きく横に広げる

「うー」と口を強く前に突き出す

「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

 

【唾液腺マッサージ】

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①耳下腺

耳たぶのやや前方、上の奥歯あたりの頬に人差し指をあてて、指全体で優しく押します。

②顎下腺

耳の下から指を当てて顎の先まで優しく動かして押します。

5〜10回繰り返します。

③舌下腺

下顎から舌を押し上げるように両手の親指でグーッと押します。

5〜10回繰り返します。

 

【舌の体操】

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お口の周りをぐるりと舌を動かす。

 

今回は簡単にできる事を挙げさせていただきました!

また詳しく聞きたい方や気になる事があればいつでもお気軽にご相談ください!

いつまでも健康で美味しいお食事をとることができるようサポートさせていただきたいです(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました!

予防歯科で受けられる治療について

2021年4月5日

皆さんこんにちは。

かわかみ歯科クリニックです。

 

むし歯は、一度かかると自然には治らない病気です。

 

しかも、病気が進行するほど失う歯質の量も増えることから、予防に優る治療はないといえます。

 

そこで今回は、むし歯を効率良く予防する方法とメリットについてわかりやすく解説します。

 

フッ素で歯を強くする

フッ素が歯を強くすることは、皆さんもご存知ですよね。

 

フッ素が歯の再石灰化を促し、むし歯菌に溶かされにくい状態を作り上げてくれます。

 

実際、むし歯予防のためにフッ素入りの歯磨き粉を活用されている方がほとんどかと思います。

 

それに加えて、歯科医院でのフッ素塗布を受けることで、むし歯予防も徹底できます。

 

歯のクリーニングを受ける

当院の予防歯科までお越しいただければ、歯のクリーニングを実施します。

 

歯のクリーニングは、口腔ケアの専門家である歯科衛生士が行う処置で、歯を1本1本ていねいに磨き上げていきます

 

その結果、むし歯菌の温床となるバイオフィルムを一掃することが可能となるのです。

 

ステインや歯石なども適宜、除去していきます。

 

ブラッシング指導を受ける

予防歯科では、患者さまへのブラッシング指導も行っております。

 

ひとつとして同じ歯並びがないように、最適なブラッシング方法も患者さまによって異なります。

 

そこで当院では、患者さまのお口の状態や生活習慣なども踏まえた上で、お一人おひとりに最適といえるブラッシング法をご提案しております。

 

ブラッシング方法が少し変わるだけでも、汚れを落とす効率は大きく変化します。

 

そうすることで、清潔な口内環境を保ちやすくなるのです。

 

まとめ

このように、むし歯予防のためにやれることはたくさんあります。

 

予防歯科ではそのお手伝いができるかと思いますので、むし歯にかかりたくない、大切な歯質を失いたくない、という方はお気軽に当院までご連絡ください。

 

予防歯科への受診は、3~6ヶ月に1回程度が適切です。

コロナ禍、全集中の呼吸!!

2021年3月29日

こんにちは。

かわかみ歯科クリニックの衛生士です。

新型コロナウイルスによる感染症が拡大してから、マスク生活が続いていますね。マスク生活で、口臭が気になったり、口周りの弛み、虫歯が増えたり…色々あると思います。

マスクで隠れている口元、呼吸、意識した事ありますか?
マスクでついつい息苦しくなって「口呼吸」していませんか?

実はこの「口呼吸」感染リスクを高めてますよ!また、口の中のバイ菌が多い人ほど新型コロナウイルス感染症の重症化しやすい事がわかってきたそうです。

 

ウイルスは鼻や口から体内に侵入します。

「鼻呼吸」の場合、まず鼻毛を通りウイルスや大きめのホコリはブロックされます。次に鼻の中には粘液があります。この粘液はウイルスなどをキャッチし、痰として排出したり、胃に運ばれることによって胃酸で無害化されていきます。

また、乾いた冷たい空気を吸い込んでも、鼻の中に張り巡らされた毛細血管によって、喉の奥にくる頃には体温近くまで温度が上昇します。また湿度も80〜85度まで上昇するため、ウイルスにとって生存しにくい環境に出来上がるのです。

「口呼吸」の場合、このような鼻が持つ防御機能が全く発揮されず、喉にダイレクトに影響が及ぶので、ウイルスが簡単に体内に侵入しやすくなります。

さらに、口の中のバイ菌は酵素(プロアテーゼ)を出します。この酵素が粘膜のタンパク質を破壊してしまうのです。当然、破壊された部分からはウイルスが簡単に侵入しやすくなるのです。

この事から、呼吸1つ注意するだけでも、感染リスクを下げることができるのが分かりますね。今日から全集中で「鼻呼吸」してみて下さい!予防にはマスク、手洗い、うがい、呼吸、歯磨きです!

また口の中の清掃は、自分だけでは出来ず、専門的なケアが必要になります。当院では感染予防対策をして診療いたしております。安心して受診して下さい。

最後までお読み頂きありがとうございます。

正しい口腔ケアでむし歯を予防

2021年3月5日

皆さんこんにちは。

かわかみ歯科クリニックです。

 

むし歯や歯周病は、お口の中を清潔に保つことで予防できます。

 

とてもシンプルなことですが、毎日それを実践するとなると、なかなか難しいものです。

 

そこで今回は、お口の中を効率よくケアできるおすすめの方法をご紹介します。

 

正しいブラッシング法を身に付ける

歯磨きの方法は、小さい頃に覚えるものですが、それが不適切であったりすると、磨き残しも多くなります。

 

ですから今現在、小さい頃の習慣のまま歯磨きしている人は、一度当院の予防歯科までお越しください。

 

患者さまの歯磨きの習慣をチェックし、最善といえる方法をご提案します。

 

そうすることで同じ時間歯磨きをしても、より効率的に汚れを落とせるようになりますよ。

 

歯ブラシの交換頻度について

患者さまの多くが迷いがちなのが「歯ブラシの交換頻度」です。

 

歯ブラシというのは、見るからに汚れている、という状態にはなかなかならないものですよね。

 

実際は、毛先が開いたり、痛んだりしているので、1ヶ月に1回は取り換えることをおすすめします。

 

使い古した歯ブラシは、汚れを落とす効率が低下して、ついつい力強くブラッシングしがちです。

 

その結果、歯を傷めてしまうこともあるのです。

 

歯ブラシだけに頼らない

歯ブラシを上手に使って、歯列の隅から隅までブラッシングすることはとても素晴らしいことです。

 

ただ、歯ブラシで磨ける範囲には限界があります。

 

とくに歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを活用しなければ、汚れをキレイに落とすことができません。

 

フッ素ジェルや洗口液を併用すると、むし歯予防効果がさらに高まりますので、歯ブラシだけに頼らず、さまざまなオーラルケア用品を活用していきましょう。

 

まとめ

このように、正しいオーラルケアの習慣を身に付けると、より効率的にむし歯や歯周病を予防することができます。

 

正しいブラッシング法やデンタルフロスの使い方などは、当院の予防歯科でお伝えしておりますので、いつでもお気軽にご連絡ください。

幼児の初期のむし歯は削らずに治せる?

2021年3月5日

皆さんこんにちは。

かわかみ歯科クリニックです。

 

むし歯は、削らなければ治せない、と思われている方も多いことでしょう。

 

実際、ほとんどの症例では、細菌に感染した歯質を削ることで、むし歯を完治させることが可能です。

 

けれども、例外的に歯を削らずに治せる場合もあります

 

それは初期のむし歯です。

 

今回はそんな初期のむし歯についてわかりやすく解説します。

 

初期のむし歯とは?

初期のむし歯とは、歯の表面にまだ穴があいていない段階です。

 

白く濁ったようなシミが部分的に現れるのが特徴です。

 

幼児にも認められやすいので、お子さまのむし歯が気になる方は、毎日歯の状態をチェックしてあげましょう。

 

歯面が白濁しているようであれば、初期のむし歯が疑われます。

 

初期のむし歯の治し方

初期のむし歯では、表層下脱灰(ひょうそうかだっかい)という現象が起こっています。

 

これは歯の内部が少し溶けている状態で、再石灰化を促すことでその進行を止めることができます。

 

その際、有用なのがフッ素塗布です。

 

歯科医院では、高濃度のフッ素が配合されたジェルを歯面に塗布することで、歯の再石灰化を促進することができます。

 

その結果、歯をドリルで削らなくてもむし歯を治すことが可能となるのです。

 

早期発見が何より重要

初期のむし歯は自覚症状に乏しいため、気付いた頃には歯に穴が開いてしまいます。

 

そこでおすすめしたいのが定期的な歯科検診の受診です。

 

当院の小児歯科まで定期的にお越しいただければ、お子さまのむし歯を初期の段階で発見することができます。

 

むし歯を予防することも難しくなくなりますよ。

 

まとめ

このように、幼児の初期のむし歯は削らずに治せることがありますので、歯に異常が認められたらすぐに当院までご連絡ください。

 

精密に診査した上で、最善といえる治療法をご提案します。

 

異常がなくても定期的にご来院いただくことで、むし歯や歯周病、その他の病気や異常も予防することが容易になります。

あなたもしてるかも?睡眠時ブラキシズム

2021年3月1日

  1. みなさん、こんにちは。

かわかみ歯科クリニックの衛生士です!

 

近頃歯医者さんに行ったとき夜寝てるとき歯ぎしりをしてませんか?と医師や衛生士から聞かれたことはありませんか?

 

このように寝ているときにしている歯ぎしりや歯の食いしばりなどを睡眠時ブラキシズムといいます。

 

睡眠している状態は大きく分けてノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があります。

 

新生児では1日で総睡眠時間が16時間で50%がレム睡眠ですが、成人では1日の総睡眠時間が7~8時間で約20%がレム睡眠と次第に減少します。

中年以降になるとさらに減少し全体的に睡眠が浅くなります。

 

ブラキシズムの多くは浅いレム睡眠のときに発生しており、眠りが浅い状態が続くと起こりやすくなります。

 

そのため、睡眠の質が大きく関わっています。

不眠症などの睡眠障害やストレス、アルコールやカフェインの過剰摂取なども睡眠時ブラキシズムのリスクファクターと言われています。

 

では、どうやって睡眠の質を向上させていけばよいでしょうか?

 

 

そのために知っておくべき言葉が”睡眠衛生”です。

睡眠衛生とは質の良い睡眠を得るために推奨されている行動・環境を調整する方法です。

 

まず、正常な睡眠スケジュールの構成です。

昼寝をしすぎたり夜ふかしをせず規則正しい生活を送ることが大事です。

また、睡眠前に光を浴びすぎないことやアルコールの摂取も就寝前には避けること、ニコチンやカフェインの摂取も避けることも重要です。

 

コロナ渦でお家時間が増え生活リズムが崩れている方はぜひ、睡眠の質を向上させ健康的な日常を送れるようにもう一度ご自身の生活環境や生活習慣を見直してみて下さいね。

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

むし歯予防の強い味方「デンタルフロス」を使いこなそう

2020年10月22日

こんにちは!
愛知県豊川市の「かわかみ歯科クリニック」です。

「Floss or Die~フロスをしますか?それとも死にますか?~」

かつてアメリカの歯科医師会による予防キャンペーンの際に発表されたキャッチコピーです。

大げさなようにも見えますが、実際にデンタルフロスを使ったケアは、むし歯や歯周病の予防に効果があります。

むし歯や歯周病など歯の病気は、細菌感染によるものですので、悪化すると全身へ影響が及ぶケースがあります。

予防を怠ると死に至るような重篤な疾患を招きかねないという注意喚起は、決して大げさではない大切なメッセージなのです。

デンタルフロスを使うべき理由

むし歯になりやすいのは、歯と歯のすき間です。ここに、虫歯菌の温床となる歯垢(プラーク)が溜まりやすいのです。

しかも、歯間には歯ブラシでの毛先が届かないので、歯垢はどんどん蓄積され、虫歯菌が増えて歯を溶かしていきます。

つまり、歯ブラシ1本でのブラッシングでは磨き残しが生じるのです。どんなに丁寧に磨いても全体の40%くらい磨き残してしまうといいます。
そこにデンタルフロスをプラスすれば、磨き残しを約20%まで減らせます。

デンタルフロスの効果で磨き残しが減った分だけ、虫歯リスクがグンと下がるというわけです。

ちなみに残りの20%は何かというと、セルフケアではどうしても磨けないところについた汚れです。これは、歯科にある専門的な機器を使ったプロケアで落とせます。

デンタルフロスの使い方と注意点

デンタルフロスを使った念入りな歯磨きは、1日1回以上は行うようにしましょう。

おすすめのタイミングは、夜寝る前です。

1日のうち、就寝中が最もむし歯が進行しやすい時間帯なので、その前にフロスを使った念入りな歯磨きを行い、むし歯菌を減らしておきましょう。

デンタルフロスには色々な種類があります。

初心者におすすめなのは、ホルダータイプ。前歯向きのF字型、奥歯向きのY字型があります。

糸の太さも色々ありますし、歯間に入れやすいようワックス加工が施されているものもあります。

歯間に入れたあと唾液を含んで糸が膨らみ、汚れをパワフルに掻き出すスポンジタイプのフロスもあります。

自分の歯間の広さに合ったフロスを選ぶようにしましょう。

フロスの選び方や使い方が解らないときは、かわかみ歯科クリニックに気軽にご相談ください。

プロケアの際、歯のクリーニングはもちろん、一人ひとりの歯に合った効果的な歯磨きの方法をアドバイスします。

セルフケアのクオリティが高まり、より効果的な予防を実践できますよ。

フッ素ケアが歯の予防に効果的!自宅で行うフッ素ケアのコツ

2020年10月15日

 

こんにちは。

愛知県豊川市の「かわかみ歯科クリニック」です。

なりかけの初期むし歯であれば修復を助けるパワーがある「フッ素」。

フッ素は、むし歯予防の効果がある成分として、世界各国の歯科医師会でも認められ、むし歯予防への積極的な活用を推奨されています。

 

だからこそ、市販されている歯磨き粉には、ほぼ、フッ素が含まれています。

歯科では、むし歯の予防処置として、歯の表面にあらかじめフッ素を塗る「フッ素塗布」を行っています。

今回は、むし歯菌の活動を抑制したり、歯質の強化に役立ったりする有効成分フッ素について、お話ししたいと思います。

 

自宅で行うフッ素ケアのコツ

フッ素をむし歯予防に活かすコツは、歯の表面になるべく長くフッ素の成分を残すこと。

「歯磨きのあと、口をゆすがない」という方法で、むし歯の予防効果を上げている国があります。

フッ素は歯磨き粉に含まれていますので、予防歯科の先進国である北欧スウェーデンやフィンランドでは、実際にそうしたフッ素ケアを実践し、むし歯の子どもを圧倒的に減らすことに成功しました。

歯磨きのあとで口をゆすがないのは抵抗があるという場合は、二度磨きがおすすめです。

 

歯磨き粉のほかに、フッ素ケアを目的としたフッ素コート剤が販売されていますので、普通に歯磨きを終えたあと、フッ素コート剤を使ってもういちど磨きます。

コート剤は口をゆすがないのが仕様なので、抵抗なく実行できますね。

フッ素コートのあとは、2時間くらいは飲食をせず、フッ素の効果を歯全体にゆきわたらせることが大切です。

 

水道水にフッ素を追加している国も

むし歯予防のために、水道水に含むフッ素が適正量になるよう、添加・除去して調整している国があります。

これは、飲料水にフッ素が多く含まれている地域ではむし歯の発生が少ないという事実に基づいた自然を模倣した方法で、「水道水フロリデーション」といいます。

 

現在では、アメリカ合衆国内はもちろん、オーストラリア、ブラジル、香港、アイルランド、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、英国などの多くの国や地域に導入されていて、実際にむし歯の発生率を半分以下に抑えられたという効果が報告されています。

日本では試験研究が実施されていた時期もありますが、現在は行われていません。

 

自宅で!歯科で!フッ素ケアでむし歯予防

フッ素ケアは自宅で、歯磨き粉やコート剤を使って毎日行いましょう。

また定期的に、歯科でメンテナンスを受ける際にフッ素塗布を利用するのもおすすめです。かわかみ歯科クリニックでも処置できますので、ご家族みなさんでご来院ください。

むし歯予防のために、ぜひともフッ素ケアを続けていきましょう。

 

かわかみ歯科クリニックでは、予防にも力を入れておりますので、ご相談ください。

 

予防について|豊川稲荷駅・豊川駅の歯医者|かわかみ歯科クリニック

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